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獣医さんと言えば、犬猫病院のイメージか牛馬の往診程度しか知りませんでしたが、この先生は少し違います。



                                 
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他の病院では断られたペットを診察から手術まで全て引き受けられると言う事。 金魚も蜘蛛(タランチュラ)亀、蛇、トカゲ、カエル・・・・犬猫以外は獣医界ではエキゾティックアニマルと呼んで区別されているらしく、異端児扱い。では、なぜお引き受けになるかと言えば動物が好きだから の一言みたいで、本を読む限りそのご苦労には頭が上がりません。


                                  
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私は動物の飼育には興味がありませんが、ひょっとしてこの手の単車も珍獣飼育に値するかと本を読んで感じました(笑)いや、間違いなく!!そして、今時のペットは栄養良く大切に育てられていて、寿命が延びた分、予想外の病気も発症し手間がかかるとかで、こちらの珍獣も半世紀近く、機械の償却期間を既に過ぎた高齢ゆえに色々意味不明な不具合が出てくるようで、ペット好きの方を笑えません。




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           水平対向空冷OHV


こちらの珍獣はしばらく乗らずに放置しまして、予想どうり始動不可 寒い日は特に出やすい症状で、セルを回してもキックしても(重くて元々不可) 無言の業。原因は夏に付け替えた旧式のキャブが原因かも?




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バタフライまでばらしてOH後、普通に生きていたのですが、突然不調に

ある日突然にワニもトカゲも動かなくなるそうです。



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で、右の型番違い(やや新しい80年代の型式)の物に付け替えて、何とか始動

やはり旧型の方がクラシックで味のある形でしたので残念・・・



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右側も型違いでは見た目のバランスが悪いので交換します。



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バラして保管していた物をOH   


 
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こちらは当然、治療費さえ本人から貰えないのですが出来る限りの手立てを

キャブクリーナーで洗うだけですが・・・あと新品のOリングなどを手配中




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空冷OHV直列2気筒 


左側の大きなケースはクラッチカバーでして、クラッチの調整とオイル交換が必要な時期に




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ガスケットが届き、諸々の作業(治療)の予定です。


                                       続く