sabiyama600のblog

2016年09月

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野暮用で運輸局へ ついでに2輪の車検場を覗けば
     検査待ちが10数台。受験者も検査官も忙しく動き回る中で
     順番が来て悠々とラインへ向かうオールドハーレーが1台
     なぜかブレーキも速度ラインも素通りにて押して歩いて行って
   
     光軸前でエンジン始動=何故か掛からないけど悠然とライトON
     普通、検査でエンジンかからなきゃNGのはずですが、ライトの
     再検査のみだった様子で、余裕で合格!! 凄い                                        

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車両はアーリーショベルと呼ばれる1966年頃のモデル
 カワサキW1と同様の直流発電機を回す型式、十分な光量を得るには
旧車ならエンジンを吹かしての充電補助が是非欲しいところですが、
     バッテリー電圧だけで通したと言う事は、かなりの整備が成された証拠か
    いやハーレーはそういう構造か 良く解りませんが。

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エンジンは検査後 機嫌を直してセル一発
          真っ直ぐに伸びた背中と力の抜けた腕 
          ゆるくバンクさせて受付棟へ移動・・・・・

本当に 格好よかったなあ!! 
こんな背中を見せて走り去りたいものです。

で、Youは何しに此処へ?
先日売っぱらったバイクの廃車手続きに・・
 ちょっと寂しい背中だねえ!!(笑)


         

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       先般の盆休み、初日はこれでツーリング・・・と早朝始動
 
     水平対向の場合、シリンダー内のオイルが残留しやすく白煙が初爆で
     出るのですが、この日は左だけ2スト状態が止まらない!! 
     ピストンリングが折れたか? 以前から左のプラグが濃いのです。
     当日の走行は中止(涙) SR400に切り替えて出発。
 
 
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         こいつの良い所は腰上のメンテのし易さ。
         4本のナットを外せばピストンまで御開帳なのです。
         カブ系のエンジンより簡単。
 
      
 
          
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            この棒はプッシュロッド 
 
 
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         シリンダー内へのオイルの流入が原因かも
     オイルポンプからスタッドを経由してヘッド廻り、そしてプッシュ
     ロッドを伝ってカムシャフトへ戻す・・・やはり黄色の範囲で漏れた
     オイルが入って燃焼したとしか考えられないのですが、OHして
     10000キロでこれ。組み立て方が悪いのか(その通り)
 
 
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      リングやピストンの異常無し ヘッドのカーボンがやや多い
 
             
 
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          燃焼室の縁からジワリオイルが入るのか 
 
 
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        とにかく頭に来て 電動ワイヤ-ブラシ攻撃 ちなみに
 
        オイルラインを兼用するスタッドボルト周りには一切
        Oリング無しの構造です。
 
         
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     スリーブ根本の謎の穴 シリンダーの余ったオイルを抜く為か?
     抜けても逃げるオイル通路は確保されておらず。だから↓オイル
     が滲むのかも・・・・
 
 
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                今の状態
 
    BMW特有のオイル漏れです 黒いゴムはプッシュロッドのパッキン
 
 
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      バルブからの漏れは無いかとオイルを入れてチェック
      構造上、バルブガイドにステムシールなど無し。W1Sと同じ
      古い車ですから何も付いて無い!!
 
 
 
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         EX側のバルブにはカーボンの咬み跡
 
 
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              ドリルに咥えて掃除
 
 
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               煙突掃除
      バルブシートも危険な状態 ポート内にごっそりカーボンが
      溜まっていました。人間の体もこう出来たら良いのにねえ。
      機械は羨ましいってか・・・・
 
 
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                バルブ擦り合わせ
 
 
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           ドリルで咥えて、適当に擦り合わせ
        やる過ぎると当りが広がってしまうのでほどほどです
 
 
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        適正な当り面 1.5mm~2.0mm だったはず
    ボーリング屋に一度修正して貰っているので素人でも綺麗に出るのです。
 
 
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            シリンダーも掃除して装着準備中
    タニシみたいな黒いのがプッシュロッドのシールですが材質が悪いので
    直ぐに硬化してオイル漏れを誘因します。
         
 
 
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          リングの角で指切りしないように注意して
    カミソリ同様にスパッと切れて戦意喪失 CB750で一回 W1で1回
 
 
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    一人でやりますとこりゃまた大変で、両手でリングを押さえながら
    シリンダーを膝で押して30分ほど悶絶・・・硬くて入らない。
 
 
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           とりあえず全部付けて半日仕事終了
 
 
 
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        今の所、漏れ無し 白煙も当然無し 油断できません
 
 
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            何も無かったように廻っていますが・・・
 
 
 
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  W1と同じく部品が出るから修理も思い切ってできる、無ければ鉄屑です。
  寄らば大樹の影という事で、当分様子をみます。
 
 
     
              
   
         
                
                   
           

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              盆休み初日の行程です
 
     北摂から京都北部への道 しかし、何処をどう通ったかは
     巧く説明出来ないので(憶えていない)道路標識の画像から
     3ケタの府道をわざわざ選んで、酷道に入りこんだ様子。
 
                
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             山間の開けた場所に田
 
 
                 
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          一仕事して引き上げるところ
 
 
                
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                京北の杉 
 
 
                     
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        崩壊寸前の角の家屋 微妙なバランスに見とれて
 
 
                   
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              結局 道に迷う
 
                   
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              私道の脇のジープを発見
 
 
                  
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      三菱J37 まだ燃費を偽るほど さもしく無かった頃の車
      残念ながら、今は排ガス規制で生き残るのも難しいとか。
 
 
              
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           しかし、いいなあ これ
 
                
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           ふたたび 懲りずに酷道へ侵入!! 
 
                      猛暑の北摂にて       
 

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