sabiyama600のblog

2012年03月

 
 
                                            
                 
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           春は近くにいてもまだ寒さは続く中、解体作業はお構いなしに継続され
           日々刻々とマンモスアパートは姿を消しつつあります。
 
                                             
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                   中央の扉は一機あったエレベーターの扉の裏側のようです。
           そして解体ガラが1階のフロアを埋め尽くしています。
 
                                                   
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                   背伸びして押した呼び出しボタン!!
 
                                                   
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            後年、改修に伴いボタンの位置も低くなったようです。
                 廊下壁の2色の塗り分けは伝承されています。
 
                                                  
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                         階段室の断面 
             
                    日中も薄暗かった空間です 
 
                                                    
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                     超望遠での撮影
            室内より台所を通して共用廊下を望む・・・・という所でしょうか
            紙のように引きちぎられたスチールの窓が力技を証明しています。
            
                                                
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                東向きのタイプ 右の窓は浴室だった所
          
         そして断面を見ると顕著になるのは当時の建築工法です。
         部屋によっては天井仕上げがコンクリート直である事。
         壁も同じで今の建物のように石膏ボードが貼られていない!
         すべてモルタル?を塗ってペンキ仕上げ。
         何度も塗られたのか2cmはあるかも・・・・
         溝のように残っている部分は壁や棚が当初からあった所でしょう。
         建築材料も今とは比べ物にならないぐらい乏しく、鉄とコンクリート
         モルタル、そしてペンキの組み合わせのみです。
           
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                            昭和の台所
               南向きのタイプの玄関と台所の現役時代の写真。
               台所も物が少ない!!冷凍食品など存在しないので冷蔵庫も
               低い!! その都度、当時は最新と呼ばれたアパートに住んでいても
               市場へ食材を買いに行くのは他と変らなかったようです。
               しかし、洋風便所と風呂が付いているのはステータスだったとか。
 
               
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              今ならちょっと一歩引いてしまうような風呂場兼洗面所です。
              浴槽は木製、洗面台(選択場も兼用)はテラゾー(人造大理石)
              これでも大阪市内ではトップクラスの設備だったようです。
                                       (1957年当時)     
 
                                              
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                         勝ち名乗りを上げるような重機の姿
    
       もう彼(マンモスアパート)が昔、どんなに素晴らしかったかなど関係なく
       50年前は想像だにしなかった強力な重機によって急速にその姿を消して行き
       つつあります。
      
                                              
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                                                           昭和37年4月撮影。
 
                                                続く

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            古いオートバイの話----美しい写真から
 
               これは昭和47年のビッグバイクという月刊誌の見開き広告です。
     複写画像でうまく伝わりませんが夕暮れか早朝のヨットハーバーで輝くキャンディー
     ゴールドのGT550 過去の車の広告写真の中でも非常に美しい物だと思います 
     今、このGTが新車で存在すれば、広告を見ただけで欲しくなるのは私だけでしょうか・・・
           ( 特にGTマニアではないのですが欲しい単車です。)
     ・・・それでGT550がどんな単車だったかと言われても
           ----よく知りません。 
     高校生の時、GT380なら族車や教習所で良く見ましたが、550は80年頃はすでに
     製造中止で、かなりマイナー車ではないかと。
 
                                              
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             昭和47年(1972年) デビュー時の特集から
        その頃はホンダCB500が良く売れて、その対抗馬として出されたようです。
        すでにGT380が出ており、GT750との間を埋める意味もあったのでしょう。
        
                                                  
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                同じ雑誌の別のページではGT380のインプレッションが出ており、なんとフロント
         はドラムです。 しかしながらGT380の単なるボアUPバージョンではなく
         エンジンはセルの追加、ボアストロークの変更  ホイールベースの延長など
         全くの別車であったようです。
 
         
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         ↑       最終型に近いGT550 1976年
 
         特徴あるラムエアへッドとゴチャゴチャした感じのキャブ周り。
         独特の排気音が聞こえてきそうです。 最終型で53馬力 初期より5万も値上げ
         で38万5000円!! スズキらしい地味なカラーリングでGT750に近い
         カラーリングは初期の輸出向けカラーのほうが魅力的です。
         どんな車でも初期型が一番、力が入っているようです。
 
               
                                                                                             
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             旧車の集いにて
 
    フルレストアされた550. たぶん初期型でしょう シリンダーヘッドの形状がド迫力!!
    結局CB500やCB550ほど評価されず、記憶している人も少ない単車でしょう、しかし     
    軽自動車スズキの創意工夫 日本のオートバイと言う感じです。
    ギャンギャンと音をさせて一度で良いから一緒にツーリングに行ってみたい単車です。
    出先で細かい空冷フィンを磨いてみたり・・・
    太い3本マフラーを斜め下から眺めてみたり・・・
    
                                                    
 
                                                  
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                   最強の ラムエア―システム なのだ
           
                       一枚の美しい広告写真より・・・・
                                              続く。
 
              
 
 
 
      
     
     

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            またまた単車の古い話    
 
       70年後半から80年初めのバイク雑誌から・・・・・Z400FX 対 GSX400E
         その頃はバイクブームだった
           ホンダにヤマハ カワサキとスズキ  戦争だった
     
    そして、バイク雑誌の記事も今のように ほんわかツーリング特集や
      ハーレーねーちゃん癒し系温泉巡りなんて無かった。 
       ( ツーリングなんて 読者のツーリングレポートにおまかせ に近い状態 )
          
      ・・・・とにかく毎月、市販車をサーキットで寝かすのが記事だった。
          良く見るとどの写真を見てもへそ(ドレンボルト)が丸見えなのだ。
           当時はアンダーカウルなんか付いてないし。
 
    今改めて見ると、どれも豪快で爽快で本当にチョー気持ちいい                                 (死語ですが)
 
    
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                プロのレーサーと言えどもシャフトドライブのGXでここまで攻める!!
      ちなみにこのライダーは当時スズキの契約ライダーで日本チャンピオンだったような
 
                                                  
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           老舗 月刊モーターサイクリスト誌の名編集者も登場
            この特集ではスズキのGSX(通称 赤ベコ)を限界までベタベタに寝かせて
            絶賛!!
         
                                                       
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               K0は今とは違い、単なる古いバイク扱い。
          これはCB特集に参加した一般オーナーの走り
           それにしても凄い!! 豪快の一言
             センタースタンドが削れる音がするような・・
                                              
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          そして、何度見ても凄い人
 
            何回も読んだこの雑誌の一枚の写真を忘れられない
              細い腰と力の抜けた肩から腕の美しいフォーム
               しかも どでかいZ750FXを完全に押えこんで・・・・
                  
                                        
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                             今度はさらにGS750Eを
                      CB750Fに乗るプロレーサーとバトルしてます。
 
                                       
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             今度はCBXで このあと全開走行!!
 
              その方は 堀ひろこ女史!!
               女性ゆえにほめるのではなく、ほんとに豪快で美しい姿で
               ビックマシンを乗りこなす方でした。
              
 
                                                     
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          そう言えば月刊モトライダーとかヤングマシンなんか、もう出ないのか・・・・。
               いや、あのホンダがオートマのロードスポーツもどきを売るんだから
               バイク雑誌なんか不要な時代かも。
 
                                                   
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           気合!!    モーターサイクリスト  1967年11月号より 
              
            CB125 CB450 W1 ブリジストン? 古すぎますが                                   
                 オヤジのたわごとでした。             
                                               続く。
            
 
              
 
                 
                                                     
 
 
 
 
                                                                                

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                ON ANY SANDA           2009年
 
            何気なく撮った一枚が、心安らぐ一枚でした。
              転倒しても傷が付いても、気にならない一台のマシン
            壊れりゃ直せば良い。
            サイドスタンド不要、キーも不要。ついでに車検も不要。
            本来あるべき道具の姿でしょうか。
            オフ車は最高。
                        
                                   
       

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                 ヤマハの古い広告から         1980/3 モーターサイクリストより
      
     80年代のバイクブームの頃でしょうか、原付から大型まで色々な車種が販売され
     それに伴って各社の広告も毎月の雑誌を賑わしていました。
     その中で私が気に入っているのがこの画像です。
     当時、ヤマハの広告は電通という一流の広告代理店が企画立案されていたようで、
     70年中期からの広告はバイクその物以外にも雰囲気の良い物が多数見られます。
     しかし、この2台のバイクの広告はヤマハ社内でも色々反対があったようです。
     明らかに日本海側らしき所で暗いイメ―ジと正体不明のオヤジの陰鬱なツーリング
     風景はどうした物か・・・・? 何かの雑誌の後日談で読んだ記憶があります。
 
     さらにその前年の広告にも同じパターンで登場 (ちぎれて見苦しいですが) 
 
                                        
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            650の震動と中途半端なハンドルで腰が痛いのか。そして髭のオヤジはマンダム
       のポーズ(これを知ってる人は古い)       こちらはオートバイ誌 1979/10 より
       良く比べればXS650は同じナンバープレートでSRはたしか400の初期型で     
       ブラックでした。 その半年後の広告はキャストのレッドに変わってます。
       同じく後日談によると、実際に日本海沿いを走らせてての撮影だとか・・・・
       事実とすれば彼らは新旧のSRを年度に分けて走らされたのか?謎です。
       ・・そんな事より、当時高校生の私は、渋い大人のツーリング風景に初期化されました。
       高そうな縞のシャツとかGパンにレイバンのサングラスとか。
       そしてタンクに乗っているコロナのツーリングバックにも憧れました。
       やや褪せたカ―キ色のバックです。
       ついでにXSのうしろのアーミーバック?も。
       いつか大型車に乗って彼らのように旅立ちたい・・・。
 
       そう言えばさらにカッコイイプレスライダーなどにも必須品だったようでさらに憧れ
       に火を付ける結果になりました。
 
                                                 
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           ぺったんこのやつをさらに学生鞄みたいにゴムで縛ったり。
 
                                          
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                CB400Fにヨコハマのレーシングタイヤそして純正のゴムバンドです。 渋い!!
 
         で、何年か後・・・・・> 
 
       
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     広告を真似してツーリングに出ましたが、アーミーバックなんかにテントや寝袋は入らないし
     バンド式のツーリングバックは、ゴムが震動で緩み、すぐにバックごとタンク
     サイドへずれてくるのです。 (貧乏性ゆえやたら荷物を詰め込むのも原因です)
        ・・・・渋い広告の世界はあくまで参考でした。
 
                                                 
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                シート側へのずれるので前から引っ張りもしました。
         布製はカバーをしてもすぐに浸水します。愛嬌です。
         地図にカメラにカッパ、タオルと着替えもそして土産なんかも入れて。
 
                                                  
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            近所へ行く時も皆、付けてました。タバコとかカッパにカメラ。
            この赤いコロナは雑誌へのツーリング記事の投稿謝礼だったそうです。
            (どこへ行くのにも装着されていました。)
            このタイプは前後から引っ張るタイプですが、油断するとサイドへベース
            ごとずり落ちます。 
 
                                            
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               そして社会に出てからは・・・・
 
           Zのタンクは上部が平たく、何でも載せやすいのです。
           そしてシートもでかくて余裕のツーリングがやっと出来ました。
           しかしコロナは相変わらず左にズレてます(笑)。
           雨よけのコンビニの袋がはみ出て、もうどーしようもない。
           磁石式はすでに販売されてましたが、なぜかこだわって。
 
                                               
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            しかし、 しぶとく近年までバンド式を使いました(同じ物をずっと)
      最新の物はサイドに磁石内蔵の垂れが付いていて格好悪いので絶対買いませんでした。
       しかし寒い時期は歳ゆえにハンドルカバーは我慢できず装着。
 
                                                    
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今はやっと時代に追いついたようで、小さな磁石付の物を使用中です。
          なんと、当たり前ですがどんな震動でもずれない優れ物でした。
          給油の際もワンタッチ、長距離でも安心。 磁石一つでいまさら凄い!!
          長年片手で押さえて走った苦労ななんだったのでしょうか。
          バック自体は、残念ながらあのコロナでもなく、カ―キ色でなく、愛想無しの
          商品ですが・・・・。
          長く使えばそれなりに愛着が湧くのでしょう。
          
          しかしコロナは永遠のツーリング用品です。         
 
                                             続く。
 
 
 
 
 
 
 
          
          
           
            
 
                                             
         
      
      
       
       

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