sabiyama600のblog

2011年05月

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                                   4ストマルチの憂鬱と夢
 
    国産マルチの元祖CB750フォアのエンジンは基本的にヘッドカバーすらもエンジンを降
    ろさないと外せない。千円少しのカバーOリング交換でも全員総降であります。
      
    この750の場合フレームとエンジンのクリアが少なく、降す場合はジャッキで上げてずらして
    そして隙間に棒でも突っ込んでこじるを繰り返すという作業。 エンジンは80kg以上あり
    積むときは逆の手順を踏むとせっかく塗装したフレームが傷だらけとなり、もろい材質のフィン
    も下手をすると欠けてしまう馬鹿な経験も多数。
   
    2度目からは70年代のモーターサイクリスト誌の記事で---積む時は横倒しにしたエンジンに
    裸にしたフレームをかぶせるのが常識---をやっと知りいとも簡単に載せる事ができました。
    
    しかしながら、ばらしたエンジンもハズレであれば色々手間がかかり、もう二度とやるものかと思う
    事を繰り返しつつ、K1を2回K4を1回(部品取りの解体を合わせると計4回) 20代と30代後半
    に馬鹿なレストアもどきを行いました。 なぜか全て真夏の7,8月に、その都度夏バテと伴にもうこれで
    最後にしようと誓い・・・40代後半に至る。手元には再びレストアベースのフォアが鎮座。
 
 
   
    
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    こちらはCB750は面倒で腕が悪くてうまくできないのでやめる誓のあと手にかけた掟やぶりのCB500      やっぱり真夏 だった。そして全バラOH後調子が出ずに結局放出!(あいかわず腕の未熟さが原因) 
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         ↑ 昔の画像を見ればもう一度 降ろしたい気分に....これはK4のヘッドだったか
 
                                       
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             あんた、また 犠牲者(車)を出すんかいな、と言われそうで、我慢。
            
        (画像はCB500F。一次チェーンがハイポチェーンになったりして750より静かでメンテ
        しやすいバイクでしたが、CB550のクラッチとミッションに入れ替え)色々失敗したけど
        もう昔の話。またまたCB500も欲しくなりそうで・・・
 
                                                     また今度。
 
    
 
    

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    自動車の次は不良在庫の飛行機を処理
  のつもりで、一番部品数の少なそうな物を
  選択。(前回のフォードは完全には終わって
  いないです)
  ・・・・数年前に中古で買ったモノグラム
  のT-6練習機 テキサンのレーサー仕様
  1/48 国産では考えれない真赤な部品に
  うんざりし、シルバーで目つぶしして放置。
  
      イメージ 2部品も何点か紛失中。  
 
       コックピットは少ない部品点数でそれらしく
    出来ています。
 
    さすがモノグラム。1978年の製品。
 
    イマドキのキットは見えなくなるのに
    異常なほど細かい部品構成。
 
    私はそれだけで疲れてしまう軟弱者であり    ます。 若いころは反対だったのに。
 
    ジンクロ色でまたまた汚く塗って、シート
    ベルトぐらいは自作。
 
    練習機なので操縦かんが後ろにも!!
    
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   で、なんとか機体組み立てて ここまでが先週の日曜。部品の合いが悪く、隙間処理が面倒になりまして
   中断。
 
    
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               下手な製作中断記録のかわりに戦車ネタでも。 懐かしのニチモのM4シャーマン初期型 
        とマックス模型のトラック (イタレリ製でないのが時代を感じさせます。)昭和54年の記録
        37年前やないか。 この2つが出た時は、タミヤにないマイナーな商品企画に子供心に
        感動した記憶が今も。 
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        このシャーマンM4A1はその後何度かの戦火?を奇跡的にくぐり抜け(写真中の兵士は1名のみ
        存命)今も廃棄されずに残っています。トラックは行方知れず(お前がこわしたんやろ)
        その後シャーシ廻りはタミヤのM3用を移植、色々改修されて初期型もどきになって隠居中。
        サイドの防弾板?は当時のホビージャパン誌を見て加工、これが正しい位置かは不問に
        してやってください。1.2mmのプラバンらしい。
 
 
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         右下のオートバイは偵察に出たまま37年たっても帰りません(笑)。 
         モノグラムのハーフトラックのおまけで良くできたやつでした。
 
         ニチモはこの他にタイガーⅠの後期型なども製品化していたけれどシャーマンと一緒
         に再販できないでしょうか?そして今はなきマックス模型の偉業にひたすら敬服。
                                  オヤジ一人の思い出でした。
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                             純正部品の品質  W3シリンダーヘッド
        
         数年前に白煙吹きはじめたW3のエンジンをOHした時のこと。はやりのウェットブラスト
         を関東の業者さんにお願いし、その後バルブ廻りのOHを中国地方の内燃機屋さん
         に依頼。加工後に指摘を受けたのは、あなたのヘッドは大変めずらしい物ですよ
         ・・・と連絡を受けた。
         2つの燃焼室の間に工場で鋳造時に使う金網?(たしかもっと具体的な説明を受けた
         けれど忘れた)が残ってます。性能には影響ないど珍しいですね。と
        
          たしかにヘッドをめくった時に傷のような物があったが注意力散漫な私は、ただの傷
         で面研すれば消える傷と思っていました。
 
         部品自体はカワサキが製造した物でなく下請メーカーが製作して納品した物で
         すが、当時の品質管理のおおらかさがなんとも。 まさにダブワンらしい。
         ・・・今であれば、企業はISOとか品質管理基準とやらで一つのミスも許さない
            ( 特に下請けメーカー対しては厳しい) 
          まあ私はそのような中で徹底管理された現行のW650やW800には一生縁がなさそうですが・・・
 
 
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                              シリンダーヘッドの件は気にせず 腰下もクランク以外は手を入れ完成。
               Wのエンジンは一人でなんとか担げるのでクーラーの利いた室内で
               珍しく作業した記憶。
 
 
                                                             
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        圧縮が戻り、キャブもSA用に交換したし、ガバナーもポイントも色々・・・・やったはず。
          たしかに安定したアイドリングと加速を得たけれど・・・
          やっぱりなんか遅いやないか 前とあんまりかわらんがな 
          さっきの信号でもスクーターのほうが早かった
          ホンダの250が音もなく横を抜いて行きよった。
          
          昭和48年製のダブワンサウンドが高架下にむなしく響く
         
         ‘‘こんな物なんや ダブルは  とあらためて納得。
          しかし何度乗ってもおもろいオートバイ
 
          ダブワンサウンドは永遠だ。 てか。
          
          
                    

 
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       W1 ダブワン のオイルタンク
 
  予備のオイルタンクを塗装に出そうとした   時のこと。
  業者の塗装料金には剥離代金も別途
  請求されるため、自分で塗装を剥離する
  事としていました。
  
  ところがキャンディーブルーの純正塗装は思   ったより分厚く、丁寧に下地に白色の塗料  が吹かれて、入り隅部分に残った塗料の   除去にワイヤーブラシを買ったり剥離剤を  追加したりして結局余分な手間と金がかか  り、そのままの姿で送ってしまったほうが   正解でありました。
 
 
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   しかし、下地を見て関心したのは丁寧な塗装もさ
   ることながら各所に施されていたロウ付け溶接の
   跡の美しさでありました。
   当時の職人さんによる手作業が執念のように伝わっ    てくるようでもあり、今のオートメーションによる電気
   溶接にはない味が滲み出ていました。
 
   しかし、精密な手仕事に感激したのもつかの間、
   オーナーである私はその後、別のドライサンプに
   浮気し、塗装代をその一部に貢ぐという行動に 
   出て、このオイルタンクも結局、剥離代プラスα
   程度で人手に渡ってしまいました。
 
 
 
                                     
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        このW1のオイルタンクは、またがるとちょうど
    右の太腿の後ろあたりに来て、CB750K0のよう    なサイドカバーで覆われているわけでは無い
    ので真夏などは沸騰したオイルで火傷するぐら    い熱くなる。
 
    ・・・いや実際の経験としては火傷をした。
 
    このタンクも今頃はキャンディーレッドに
    塗られて復活しているかも。
    そして今年の真夏日のツーリングでは
    懲りずにまた熱くなって新しいオーナー
    を火傷させているかも。
 
       
    
    
    
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                        真夏の琵琶湖にて 気温35℃                W3 650RS                              
 
    
  
  
 
   

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        ボディの塗装
 
  前回のプラサフ下地からやや進歩。
  下地の凹凸は目をつぶって、余っていた
  タミヤカラー(レーシングホワイト)でひと吹き
  ・・・これが白という事と濃度の関係で透けて
     しまう。厚吹きすれば垂れるし、へたくそ
     丸出し。
  
  ・・・ どうせ中古車仕様にしてしまうので気にし     ませんが。
  
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     乾燥してからアクリルのホワイト
     艶消しをハイライト部分にエアブラシ
 
   新車痔は美しかった塗装がカリフォルニア
   の乾燥した気候とネバダ砂漠の熱砂で
   削られた設定に。イメージ 3
     やりすぎでほとんど艶消しに。
   モールの塗装もついでに。
  
   ・・・・このあとも、組み立てと塗装の作業
      が色々とあります。
  1.  シャーシの取り付けをしたいがエンジンが
     出来ていない。
  2.  ホイールとデフ、フロント廻りの組み立てが
     面倒
  3.  フロントガラスがどこかに混ざって
     行方不明。
  4.  ダッシュボードやハンドルの細かい部品
     が老眼のため見るだけで嫌になる。
 
      まるで夏休みの宿題じゃねえか。 
 
 
    イメージ 4それから・・・
    
      毎日10分間、老眼をいたわり
      一週間 作業して
    エンジンと室内の組み立て完了
    シートベルトが御愛嬌です。
 
    リアの荷物はタミヤの戦車兵より
    の寄付らしいです。
 
 
 
 
 
 
 
 
   また今週も頑張って宿題すませましょう。
 
 
     
    
                                                                       
 
 
 
 
       
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